おすすめの洋書トップ of the year 2014

今年、自分が読んだ40冊の洋書の中から、人にオススメするに値すると思えたもの上位の本を紹介します。
だいたい、TOEIC600レベルよりやさしめで、200〜300ページぐらいまでの短いものです。

#1 the wave

人間の集団心理をテーマにした小説です。
とてもテンポの良い文体で、集団狂気ってこういう風に生まれるんだと思わず引き込まれていく展開で、最後まで一気に読んでしまいました。
映画化もされたようです。

The Wave

The Wave

#2 The Curious Incident of the Dog in the Night-time

とにかくタイトルと表紙の絵にとても興味を引かれて読み始めました。
夜に何か犬に起きたんですよね。何が起きたか気になりますが、本書のテーマはそんなことではありません。
知能障害を持った主人公の少年が、ペットの犬を殺された事件をきっかけに、行動を起こしたことで、今まで隠されてきた家族の過去を知ることになり、家族の愛を再確認することになる物語です。

The Curious Incident of the Dog in the Night-time: Vintage Children's Classics

The Curious Incident of the Dog in the Night-time: Vintage Children's Classics

#3 The Omnivore's Dilemma for Kids: The Secrets Behind What You Eat

for Kidsとなっていますが、英語学習者向けにもちょうど良いです。

「ファーストフードの原材料がどのように生産されているか?」
「オーガニック食材とは具体的にどんなものを指すのか?」
これらの疑問に答えてくれる本で、普段何気なく食べている食事についてとても考えさせられる本です。
また、この本を読むとトウモロコシの衝撃の事実を知ることになります。本当に驚きました。

The Omnivore's Dilemma: A Natural History of Four Meals

The Omnivore's Dilemma: A Natural History of Four Meals

#4 life on the refrigerator door

母親と娘の伝言によって全てが語られ、文体も語彙も読み易いです。英語の本でありながら初めて泣きました。

Life on the Refrigerator Door

Life on the Refrigerator Door

Kindleブックストアで洋書を探す時の注意

解説本にひっかからないこと

Kindle化されていない洋書もたくさんある。
タイトルで検索すると、目的の本に関して個人で出版している解説本みたいなのがひっかかることが多い。
作者名をチェックしてから購入するように注意。

まずはサンプル版を読んでみること

英語学習者にとってもっとも大事なことは、自分のレベルにあった本を選ぶこと。
サンプルを読んで、難しすぎないか確認しましょう。
長さは、初心者は300ページ以下がおすすめで、400ページ以上は読み切るのが大変だと思います。

おまけ

こちらの本はレベルやあらすじ、ページ数を添えて面白い本を紹介してくれているので、とても便利です。洋書を読む時のとっかかりとして参考にさせて頂いています。

ジャンル別 洋書ベスト500

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