助詞の使い方を子供と練習するための学習Webアプリを公開しました
友達から「子供が助詞の使い方を練習するためのアプリを作って欲しい」旨頼まれたので作ってみました。
こんなの頼む
アプリ紹介
使い方
問題画面
助詞の部分が穴埋めになった例文がランダムに表示されます
- 穴埋めに何が入るか子供に答えてもらいます
- 当たっていたら「正解」ボタンを押します
- 正解数がカウントアップされます
- 間違っていたら「ミス」ボタンを押します
- ミス数がカウントアップされます
- 「つぎへ」ボタンを押すと、例文がランダムに更新されます
- 設定ボタンを押すと設定画面になります
設定画面
以下のフォーマットで例文を入力します。
- 1行に1文
- 穴埋めにしたい部分を半角の[]で囲む
- 文節の区切りに半角スラッシュを入れる
入力例:
いえ[に]/かえる
おなか[が]/すいた[ので]/ごはん[を]/たべる
設定は保存されないので、ブラウザのタブがリロードされると最初のデータに戻ります。
独自データは他のアプリに保存しておくことをお勧めします。
Tips
自分で問題を設定することによって、縦書きの穴埋め問題なら助詞の練習以外にも使えます。
例えば、ことわざや慣用句を覚えたり、四字熟語を覚えたりするのにも使えると思います。
ものの数え方を子供と練習するための学習Webアプリを公開しました
友達から「子供がものの数え方を練習するためのアプリを作って欲しい」と頼まれたので作ってみました。
アプリ紹介
使い方
1~20の中からランダムな個数のリンゴが表示されます
- 子供に何個か答えてもらいます
- 当たっていたら「正解」ボタンを押します
- 正解数がカウントアップされます
- 間違っていたら「ミス」ボタンを押します
- ミス数がカウントアップされます
- 「つぎへ」ボタンを押すと、リンゴの個数がランダムに更新されます
Tips
スマホを横向きにすると、10個単位で並ぶようになります。
さくらんぼ計算を子供と練習するための学習用Webアプリを公開しました
さくらんぼ計算とは
繰り上がりのある足し算をするための方法の一つです。
詳しくはこちらのサイトを参考にして下さい。
要するに、10以下の数を2つの数に分解するのがポイントなので、その練習をするためのアプリを作りました。
さくらんぼ計算を子供と練習するための学習用Webアプリ | チェリー
使い方
スマホの縦長画面で使うことを想定しています。
問題画面
初期状態では、分解される上の数字は10に固定され、左側の数字がランダムに出題されるようになっています(設定で変えられます)。
- 右側のさくらんぼが空欄になっているので、上の緑の丸の数と左の赤の丸の数に合うように、子供に数字を当ててもらいます
- 当たっていたら「正解」ボタンを押します。
- 正解数がカウントアップされます
- 正解が表示されます
- 間違っていたら「ミス」ボタンを押します
- ミス数がカウントアップされます
- 正解は表示されませんので、もう一度考えてもらいましょう
- さくらんぼの領域をタップすると、次の問題に進みます
- 「設定」ボタンを押すと、設定が開きます
設定画面
- 「上の数を選んだ1つに固定」または「上の数を選んだものでランダムに切り替える」を選びます
- 「上の数を選んだ1つに固定」を選んだ場合、数字の選択肢から目的の数字を1つ選びます
- 「上の数を選んだものでランダムに切り替える」を選んだ場合、数字の選択肢から目的の数字を2つ以上選びます
Tips
- まずは「上の数を選んだ1つに固定」で3や4など小さい数字から習得するのが良いと思います
- 10の分解は毎回するかつ一番重要なので、考えなくてもできるまで徹底的にやりましょう
- 大体できるようになったら、「上の数を選んだものでランダムに切り替える」で総復習するのがいいと思います
アナログ時計の読み方を子供と練習するための学習Webアプリを公開しました
友達の奥さんから「時計の読み方を練習するアプリ」をお願いされたので作ってみました。
アプリ紹介
使い方
スマホの縦長画面で使うことを想定しています。
時刻をランダムにしてアナログ時間が表示されます
- 子供に何時何分か答えてもらいます
- 当たっていたら「正解」ボタンを押します
- 正解数がカウントアップされます
- 間違っていたら「ミス」ボタンを押します
- ミス数がカウントアップされます
- 「つぎへ」ボタンを押すと、時刻がランダムに更新されます
かな・漢字の読みを子供に教えるためのWebアプリを公開しました
友達の子供が今年は小学校に入学する歳で、コロナのために学校に行けないので、家で漢字の読みの教えていると聞きました。
最近、ReactやVueというWebアプリケーションを作るフレームワークの勉強を始めたので、その友達のお手伝いとしてWebアプリを開発しました。
友達からは「(子供が)すごい勢いで漢字を覚えている」「とても便利」と好評をいただいたので、公開することにしました。
Webアプリ紹介
読みを分かっている方が付き添って教えてあげるためものです。
使い方
スマホの縦長画面で使うことを想定しています。
設定画面
- ひらがな/カタカナ、1〜6年生の漢字の中から教えたいリストを選んだり、自分でリストを入力します
- 複数選ぶと連結されます
- リストから全文字を使うか、ランダムに5文字抜き出すか選択します
- 出題方式を選びます
- 「設定完了」ボタンを押すと問題画面に移ります
問題画面
- 子供に読み方を当ててもらいます
- 正解だったら「正解」ボタンを押します(花丸が表示されます)
- 間違っていたら「ミス」ボタンを押します(バツが表示されます)
- 問題の文字/花丸/バツの領域をタップすると次の問題に切り替わります
Tips
- 「ランダムで無限に繰り返す」を選んだ場合、以下のような計算に基づいて出現頻度が変化します
- 最初は、全ての文字が重み4で、均一な出現頻度
- 正解するたびに、重みは半減する(ただし、1が下限)
- ミスするたびに、重みは倍増する
- 「ランダムで無限に繰り返す」を選んだ場合、以下の内容の棒グラフが表示される
- 得意(緑): 上の説明の重みが1である文字の数
- 苦手(赤): 上の説明の重みが4より大きい文字の数
- 「ランダムで無限に繰り返す」を選んだ場合、右上の「継続用データ」ボタンから得意、苦手、どちらでもないの文字一覧を表示できます
- 苦手な文字をコピーしておいて、次やる時に設定画面で独自リストとして入力すると、苦手の克服になります
- 出題方式「シャッフルして周回する」を選んだ場合、右上の「継続用データ」ボタンから間違えた文字一覧を表示できます
- 間違えた文字をコピーしておいて、次やる時に設定画面で独自リストとして入力すると、間違えた問題の復習になります
- 「N年生の漢字」「シャッフルして周回する」を選ぶと、「どれだけ習得できたか」のような確認が出来ます
公開までの道のり
登場人物
- 私: 右側の緑の吹き出しの人
- 友達 神田一郎(仮名): 左側の吹き出しの人
- 友達の娘 カナ(仮名) 4歳
- 友達の息子 翔(仮名) 6歳
0日目 4/15 (木)
20:45
友達とFacebook messengerで、なんか作って欲しいものあるかという話をしていると、こんな答えが返ってきた。
小2で習う漢字が画面一杯に、タップ毎にランダムで出てくるのもいいなあ。あってるだの間違ってるだのは俺がやるから。小1の漢字はほぼクリアしたので大丈
この漢のところをタップするとランダムに漢字が出てくる
子供が言えたら親が正解ボタンを押す→正解音と花丸が大きく出てくる
間違えたら親がミスボタンを押す→大きなバツマークとミスの音が出てくる
最初に学ばせたい漢字を親が5文字登録する
→写真の画面にうつる
みたいなの。
正解した場合。
こんなの。
大体理解した。
いまは紙に手書きで書いてやってる。正解したらたまごボーロを1つもらえて間違えたら奪われるということをやってきたらこれは効果抜群で小1の漢字80文字中いま70字ぐらい頭に入ってる。多すぎると覚えきらないので5文字ぐらいでよい。これなら外食中でもできる
「いや、食事中にスマホいじっててはダメだろ」と思いつつ
なるほど
この日の会話はここで終わり、就寝した。在宅勤務でも早寝早起きの習慣は保つようにしたい。
1日目 4/17 金
翌々日、朝6時に起きて作り始め、会社の業務開始の前に、なんとか使える形にまでは開発できた。
やはり、朝の爽やかな時間、リフレッシュされた心と体は、自分にとって価値のある事に使うのが良い。
13:07
昼休憩時間にWebサイトにアップロードし、友達に報告
音以外は出来た。音は、いい感じのファイル見つけてくれれば入れられると思う
素晴らしい!早速やってみたが効果あり!
そうか。よかった
ようたかつくったんだ。すごいね。byカナ
友達の子供からはヨーダと呼ばれております。「ようた」と言われると電影少女を思い出す…あの漫画どうやって終わるんだっけ
こんな感じでうつる。もう少し文字が大きくてもいいかも
スマホの画面も色々あるから、画面いっぱいというのは多少難しい。夜にチャレンジしてみるよ
難しいというか、画面作りは初心者なのでやり方分かってませんでした
なるほど。それなら今のままでも大丈夫。
また、下のスペースが余っているので、そこに正解数と間違えた数が表されるといいかも。
みたいな
5題しかない状況で、それ表示してそんなに嬉しいのかな
○のかずのところは😊
✖️のかずのところは😢
とかでもいいかも。
たまごボーロのやり取りに対応している。
ランダムにでてきて30回ぐらいやるし、繰り返すから嬉しいと思う。
夜に作ってみるわ
どちらにしろ現状で素晴らしい出来だ。ウチの子にぴったりだ
一度に覚えさせる量は3文字ぐらいが適切かも。
それは先回りして出来るようになっているのだ、ふふふ
二文字以上なら何文字でもできるように作ってあるよ
漢字ごとに連続正解を取っておいて、三連続正解したやつは出現確率を下げるとかの方が作る側としては面白い
あ、それ凄くいい!連続正解したら出現する確率凄く下げてほしい。
あと、
トップ画面に
「小2で習う常用漢字からランダムに三文字選ぶ」
「小2で習う常用漢字からランダムに全文字選ぶ」
というボタンがあってもいいなあ。いちいち打ち込むのがそのうち面倒になりそう。
「小1で習う常用漢字全文字テスト」ボタンがあって、それを押すとランダムだが重ならないように80字全文字調べられて、正解数が出たらいま何文字まで覚えたか簡単かるなあ
こんなの求む。3文字の3は、2とか、4とか変更できると尚嬉しい
「そのUIはどうかな」と思いつつ
大体理解した
了解。小1常用漢字はネットで調べたら出てくるよ。小2も
はいはい
2020/04/17 19:07
文字の大きさは、お前の画面縦長に合わせるだけならある意味簡単なんだが、iPhone Xでいいのか?
俺のはアイフォン6かなんか
おっけー
文字の大きさ調整とボーロ数追加してみた。リロードして確認よろしく
これだと下の正解が出ない。
なるほど
もう少し上に。
いや、スクロールしてもダメ?
文字は見やすい
スクロールは面倒
文字もずれるし
「面倒?」と思いつつ…
直した
いい感じ!
こんな、感じ
まあ、これでよしとしよう。レイアウトは完璧を目指すとやはり手間がかかる
技術力が低いためかなり消耗してしまった。やはり基礎からちゃんと勉強するべきである。
強いて言えば、
もう一文字分だけ、正解、ミスの行を下にして欲しいぐらいだ。
まあこれでも充分
「Wordじゃねーんだから、一文字下げるとかできねーわ」と思いつつ
色々修正中
サンクス。このアプリのおかげで漢字学習がよりスムーズになりそうだ。俺はこれから風呂。
次の問題に進むためのタップ領域が「問題設定へ」ボタンに重なってしまっていることに気づいたが、早寝早起きは崩したくないので「まあ明日の朝直せばいいかな」と安直に考えて就寝
2日目 4/18 土
この日もしっかり早起きしてレイアウト問題に取り組んでいると…
9:23
問題設定へ
ボタンが押しづらくなった。
ヤバい。バレてしまった
問の字しか押せない
もうちょい大きくしてくれたらいいかも。正解と同じサイズぐらい希望
あーなるほど
大きさの問題じゃない
逆ギレする低脳とは私のことです
カナがいま凄い勢いで漢字覚えている。
画面作りは技術力が低いのでレイアウトが難しい。
問題設定へのボタンの押すスペースが小さすぎて。ランダムに文字がかわるになっちゃう
大変なんだね
スクロール許容なら楽なんだが
そもそも問題設定へのリンク必要?リロードすれば同じな気もするけど
うんまあそうだよね
問題設定へ戻ったときに前に設定しておいた漢字が残っていれば、追加できるので楽
ふーむ、そういう流れでやるのね
問題設定に戻ると、ボーロ数は0にリセットしてるけど、それはいいの?
ボーロ数って正解数のこと?
それはまあ良い
そうか
まず紙で全問チェックしたところ80字中66字正解。その後間違えた14問をアプリでやらせた結果
どう解釈すればいいの?
間違えた問題だけをやらせて最終的に正解がおおくなっている。素晴らしい。
レイアウト直した
カナはまず80問中67問正解。その後間違えた13問をいまやったところ。
たまごボーロは100個あげるわけ?
69か
ダメだこりゃ
字をもう少し右上で、正解、ミスの表をもう少し下かな。
むずいな。こっちのシミュレーターだとまともなんだ
この時はMacのChromeのDeveloper Toolsでやっていて、Safariで確認した方がより正確ということに気付いていない愚かな私
笑顔マークを100個とることのゲーム感があるのでたまごボーロなしでやれる。
それiPhone 5な気がする
自分の知識不足を棚に上げて…
まあ今のままでも見れることは見れる。
笑顔が100まで到達したり、
5連続、10連続正解したら
花丸の横に😄が溢れるといったご褒美感がほしい。
アイフォン6か6s
もう一回レイアウト直した
いまだかつてない出来栄え
うん。強いて言うなら字をほんの少し右
むり
心折れました。
ならこれok
たぶんレイアウトではなくフォントの特性による
自分の技術力の低さを棚に上げてフォントのせいにするダメなエンジニアです。
ふおう
11:45
漢字それぞれ重み4の均一な確率から始まって、正解すると重み半減(下限1)、ミスると重み倍増という確率分布で出現するようにしてみた
これで100回やったときの成長度合がかなり変わると期待
13:35
素晴らしい
19:27 (土)
今日は合計で7-8時間ぐらい勉強させたが、今日はカタカナがらまだまだだと気づいたところ。
そこで吉橋のアプリでこれからカタカナのワークは両面15枚ぐらいやった。カタカナをやろうかというところ。
そこで次は吉橋のアプリでカタカナをやろうというところ。
一文字のクイズなら何でもいけるわな
カタカナをメモで全部一旦残した。今後はこれをコピペすれば良いだけだ。
そう思うと小2の漢字も行けそうだ
ギリシャ文字でもいけるぞ、たぶん
確かに。
3日目 4/19 日
12:47 (日)
選択した文字からN文字抜き出すを押すと、選択したリストの全文字を使うが押されたままになってそのございましたどうなるかわからない
漢字リストの方はまだ漢字が出てこないな
おっとー、開発途中の画面をアップロードしてしまっていた…
あー、ごめん。漢字リストはまだ出来てないや
画面は作ったが選んでも何も起こらない
17:59 (日)
学年別漢字リストも選べるようにしたよ
あれ、バグってるわ
ヤバい
直した
独り相撲取りすぎ…。ちゃんとテストしてから本番反映しよう
3日目 4/19 月
8:44 (月)
シャッフルして周回する出題方式も作ったので、漢字の方は一通り完成した気がする
4日目 4/20 火
9:22 (火)
いい感じ!
ミスした漢字がどこかに表示されたら(たとえば100%の青線の下に並ぶようになったら)嬉しいかも。
それは明日作る予定
さんくす
カナ
2回とも同じ順番だったように思う。できればランダムで1巡してほしい。
直した。設定画面に戻って、出題方式を選び直すと再シャッフルされる
サンキュー
そもそもさっきまでシャッフル効いてなかったな
なんという確認漏れ…
そうなのか
子供達の感想を動画撮影して送ってくれ
「すごいべんきょうになってる。ヨーダのドリル、たのしかった」とのコメントがもらえた
楽しく勉強出来てるようで良かった。まあ、親子で時間過ごせるのがいいんだろうな
20:01 (火)
夜は翔は小2の漢字をやった。よい出来
結構出来るね
最初に丸つけせず何回も教えた後にやらさた。漢字は昔から得意。
6日目 4/22 木
14:39 (木)
漢字をシャッフル周回モードでやった時に、右上のボタンから正解・ミスした漢字リストが出るようにした
7日目 4/23 金
サンクス。
8日目 4/24 土
9:25 (土)
ひらがなとカタカナのリストも追加した
9日目 4/25 日
習熟度の分布グラフを入れた。グラフが全部緑になるまで頑張ってくれ
そしてこのブログを書き始めた。久しぶりにプライベートで達成感を味わった
まとめ
- だいたい1週間で人の役に立つものが作れた
- 画面を綺麗に作るのは難しい
- 日々の努力が大切である
ヤフー株主総会2018参加レポート【お土産画像あり】
今年もヤフーの株主総会に行って来ました。
会場まで
今回は、例年とは違いベルサール高田馬場が会場なので、JR高田馬場駅から歩く。
時間も例年と違って2時開始なので、会場に着くまで炎天下を歩かなければいけない。今日は最高気温が32度と予報が出てるし、日差しが強すぎるので、日傘は必須だと思った。しかも駅から会場まで上り坂だ。
途中から案内の人が居てくれるのはありがたい。しかし、ご年配の株主の方は半分ぐらいでくたびれてしまったようで、案内の人から半分と聞いて「まだ半分なの」と驚いていらっしゃった。途中のトンカツ屋に行列が出ていたのがきになったけど、帰りにでも寄ってみるか。
会場入り口は看板がデカデカと出ていた分かりやすかった。
受付
中に入ると受付手前にも椅子があり、議決権行使書を出したり一旦休憩できて便利だと思った。
受付で議決権行使書を提出し、株主番号とお土産を頂きました!
受付を終えるとエレベーターを降りて会場にすぐ行くことになり、お土産の確認ができない。今回のお土産は何だろうか。
エレベーターを降りると無料ドリンクコーナーがあったが、これも例年と違い、ペットボトルの水のみとなっている。日本人のこだわりとしてボルビックではなく、南アルプスの天然水を選んだ。
会場内
会場に入ると、国際フォーラムのシアター席みたいなのではなく、普通の椅子が並べてあってので、これは座りやすくていいなと思った。
前から7番目のど真ん中と、かなり良い席を取ることができた。
2時開始は、例年の10時より参加しやすい時間帯なだけあって、いつもより入場者の勢いがすごいと思った。おそらく地方から来る人も増えただろう。
定刻になり総会が始まった。ここからは動画が公開されるはずなので割愛するが、質疑の雰囲気がいつもと違っていたのは特筆すべきことかもしれない。
お土産確認
総会が終わり会場を後にしたが、とにかく暑かった。
カフェに入りお土産を確認してみると、炊き込みご飯セットでした!
きのこ狩りツアー潜入レポート
はじめに
半年前に、いちご狩りツアーに参加した。
いちご狩りに引き続き、◯◯狩りに行ってみたいと思っていたので、果物とはジャンルを変えて、きのこ狩りに行ってみることにした。
育てられてるやつを採るのではなく天然のきのこを採りたい。ネットで調べてみた感じで、ここなら本格的なきのこ狩りができそうだったので、早速申し込んでみた。
きのこ狩りハイキング|長野県、黒姫、妙高できのこ狩りハイキング|サンデープラニング
目次
- 出発
- 長野駅
- 黒姫駅
- きのこ狩り準備
- 参加者集合
- 山へ
- 山歩き開始
- 初きのこ
- さらに見つかるきのこ達
- 昼休憩
- きのこの探し方
- きのこ爆発
- 帰りの車中
- LAMPにて
- きのこ仕分け
- 食事まで自由時間
- きのこづくしディナー
- 朝ごはん
- 帰り
出発
上野駅からの始発の新幹線で黒姫駅へ行けば迎えに来てくれるというプランなので、早朝に起きて上野駅に行き、自動券売機で新幹線の切符を購入した。指定席を見て空いていたので自由席を買ってしまったけど、乗ろうとしているかがやきは全席指定であった。いきなりつまづきで始まったが、駅中のみどりの窓口で指定席に変更してもらう。320円か。どの席がいいか聞かれなかったのが腑に落ちなかった。
上野駅は普段在来線しか使わないので新幹線のホームに行くのは初めてだったが、かなり深い。
いつも乗る東海道新幹線もかっこいいけど、これもかっこいい。
平日のせいか新幹線は空いていた。枕の高さが調整できるのが新鮮だ。しかも各席からコンセントが使えて、iPhoneの充電が出来たので便利だなと思った。
朝ごはんを食べたりネットを見たりしているうちに長野に着いた。
長野駅
さあ、しなの鉄道への乗り換えだ。急げ。JRからしなの鉄道への直通の乗り換え口がある。
JRの切符を改札に入れてそのまま通っちゃったけど、Suicaをピッとしなければいけなかった気がした。後で面倒なことにならないよう祈った。さて、席には座れたが、出発時間になると満席かつ立ってる客も多い。よく考えてみると、しなの鉄道と言えば、先日軽井沢で乗ったのと同じ電車だ。
電車は定刻通り出発し、しばらく外を眺めていると、長野駅周辺は田舎ではなく普通の郊外の街の雰囲気だ。しかしこの路線はローカル線なのに英語のアナウンスが充実しているなぁ。
隣駅の北長野に着くと結構な人が降りた。何があるんだろう?次の三才駅ではいっぱい降りていっぱい乗って来た。主に高校生かな。
牟礼駅で高校生が全員降り、客はまばらになった。
車窓の景色も山の雰囲気になった。川の流れが速い。線路も結構登りが続いている。
黒姫駅
とうとう目的地の黒姫駅に着いた。
迎えが来るまで時間があるので、ひとまずトイレに入った。山の中にトイレはないので大きい方も頑張って出した。
一息ついて改札に向かい、長野からの640円を窓口で払った。Suicaはタッチしなくて良かったようだ。まだ迎えが来るまで時間があるので、自販機で水を買って中で待った。中は蕎麦屋と販売コーナーがあって地元の野菜が置いてある。
緑のトマトが売っていのが面白い。
きのこ狩り準備
迎えが来て、車で5分ぐらい走ってゲストハウスLAMPに到着した。
中に入って、まずは参加書類の記入をした。
表面は連絡先などの項目、裏面は健康状態に関するアンケートになっている。両面に記入・署名して受付に持って行き、内容を見てもらって、宿泊費と食費、レンタル料金を確認して支払いをした。若い人が運営しているせいか会計にタブレットを使っていて分かりやすいなと思った。
食堂でレンタルのレインウェアを着込んだ。
普段は赤なんて絶対選ばないがここは自分の趣味で選べなくてもまあ仕方ないだろう。もし選べてたら水色とか黄色にしていたと思う。
レンタルする長靴は大人向けサイズは一通り揃っていた。普段の靴は26.5だけど長靴はブカブカだなと思って、26にした。思えば、これが間違いだったかもしれない。
軍手は手作りの温もりが感じられて良い。
魚籠(びく)は色々なタイプがあって迷ったけど、欲張りなので大きめのやつを選んだ。これを満タンにできたらいいな。
参加者集合
ウッドデッキに一旦集合し、ガイドさんからの山での注意と参加者一同の自己紹介をした。今日のきのこ狩りは、ガイドがヨシさん、参加者は長野から三人、埼玉から二人、東京一人、千葉一人の計7人だ。全員点呼をするのは時間がかかるから二人組みのバディ単位で点呼をすることにしているとのこと。今回はバディ名を鳥の名前にすることになったので、キーウィにした。ドードーでも良かったがどうでもいいか。全員集合の場合は笛を吹くので集まって下さいとのこと。
山へ
参加者全員ハイエースに乗り込んで出発した。5分ぐらいでコンビニとトイレに到着した。
他の人たちは何か買っているようだったけど、買うものは特にないのでトイレだけ済ました。再び車に乗って、クネクネと山道を登って行った。一旦新潟県に入ったり、変な橋があったりして道中も飽きない。
山歩き開始
なんか中途半端なところに車を止めて、降ろされた。ちょっと歩いてから山に入るらしい。ここで助手席に座っていたもう一人のスタッフさんの自己紹介。なんとヨシさんの息子だと!親子だったんかい!最初にそれを言いたまえ。言われてみれば顔が似ていなくもない。
高速道路がすごい高いところに架かってるなぁと思いながら歩き始めると、その高速をくぐることになった。
ガイドさんのつけてる鈴の音がでかい。チンチンうるさいわ。高速道路をくぐってちょっと進んだところで「ここから入ります」って言われた。「はい?ここから?」という感じの登山口でも何でもないところからスタート。
薮だなーと思って掻き分け掻き分け歩いていると、いきなり息子ガイドさんがキノコを発見したようだ。
初きのこ
息子ガイドさんのところに行ってみると、倒木にくっついている見たことのないグニャグニャの物体を指して、猫タンと言っている。
裏が猫の舌に似ているから猫タンと呼んでいるとのこと。正式名称はニカワハリタケ。ぐにょっと引っこ抜いて魚籠に入れておく。
自分で山の中で見かけても絶対食べる気しないよ、これは。味が楽しみだ。
さらに見つかるきのこ達
次はキノコと言われて素直に思い浮かぶ、きのこの山のきのこみたいなやつが見つかった。こやつはクリタケというそうだ。
これは根元からそっと取る。
これぐらいの大きさだ。でかい、でかい。
これはムキタケ。ムキタケは半円形で軸が片側に付いていて、ナラとかブナの広葉樹に付いてる事が多く、毒キノコのツキヨタケに似ているそうだ。
新しいのが見つかる度にガイドさんが色々説明してくれるので勉強になる。
これはチャナメツムタケ。軸のところがフカフカ毛羽立っているのが特徴。チャナメ、シロナメ、キナメがツムタケ三兄弟だそうだ。
この辺で長靴の中で靴下が爪先まで脱げてしまってムズムズしていた。長靴のサイズはいつも通りにすべきだったかもしれない。というより短い靴下だったのが根本問題か。
これはスギエダタケ。食べられるけど、美味しくないので、食糧難の時にはどうぞと言って、捨てていた。正直、不味くていいから味見してみたかった。
これはキヌメリガサ。あまり取れなかったレアきのこ。
昼休憩
12時を過ぎたぐらいに、昼ごはん休憩になった。この辺は使われなくなった昔の林道のようだ。座りやすそうなところを見つけて、LAMPでもらった昼ごはんのおにぎりと唐揚げを食べた。おにぎりの具は何かよくわからなかったけど、珍しい具で美味しかった。唐揚げは普通かな。食べるものを食べたら、出るものが出る。山の中にトイレはないので、適当にその辺で用を足した。
たまに立ってる木にきのこがいい感じで生えていると、ガイドさんが高枝切りで切ってそれをキャッチすることになる。
木に蔓がぐるぐる巻きになってたりする。絞め殺しそう。
息子ガイドさんが玉キクラゲを見つけた。美味しそう。
なめこの大群が見つかった。一本の木になめこがてんこ盛りに生えている。
なめこは、木の皮を剥がさないために、ナイフで切って取る。剥がしてしまうと次が育たないらしい。
枯葉の落ちていた地面から様子が変わってシダの生い茂った土地になったりする。
これはホコリタケ。傘を押すと中から胞子の煙が出てくる。若いうちは、中を割ると白く、食べると美味しいそうだ。
だんだん腰につけている魚籠が歩きの邪魔になってきた。欲張って大きい魚籠を選んだのがよくなかったかもしれない。
これはハナイグチ。長野の人はジコボウと呼ぶそうだ。カラマツ林の下によく生えていて、裏がフカフカの黄色いスポンジみたいになってるのが特徴だそうだ。
きのこの探し方
枯れてる木とか倒木に生えていると序盤で教えてもらって重点的に見ているが、自分で探すのは結構難しい。なかなか見つからない。なんだかんだでガイドさんが見つけてくれたきのこを取ることが多い。
これはシロナメツムタケ。ツムタケ三兄弟の一人。
今日通る場所で一番高い部分に着いて、そこから尾根に沿って下って行く。下りはペースが早くてあんまりきのこを探せなかった。どっちにしろ集中力がそんなに残っていないか。
これはヌメリスギタケ。ヌメリスギタケモドキもあるけど、ツカに滑りがあるのがヌメリスギタケ。毒キノコのモエギタケに似ているので注意だそうだ。
毒きのこといえば、まだら模様とか水玉模様の毒きのこも見てみたかったので息子ガイドさんに聞いてみたところ、見た目がいかにも毒ありそうなきのこはこの時期にはなく、九月なら見かけるらしい。
でっかいクリタケをゲットしたぜ!
またナメコの大群が現れた!大漁大漁!
そして、とうとう毒キノコに出会った。
見つかった毒キノコは、猛毒なのに純白で可憐なキノコだった。コタマゴテングタケかなって言ってた。
きのこ爆発
最後のエリアに差し掛かると、息子ガイドさんが爆発を発見したと言っているのが聞こえたので行ってみると、確かに爆発している。
今日見た中では一番立派な株だ。
みんなで写真を撮ってから、株をごっそりと抜く。すごいボリュームだ。
とうとう出発地点の道路まで戻って来た。魚籠もいつの間にか重たくなっていた。
帰りの車中
車に乗って魚籠の中を確認してみるとこの通り沢山採れた。多分他の人も同じぐらい採れている。一食ではとても食べきれない量だ。
ガイドさんに「今日の収穫は平均と比べてどうですか」と聞いてみたら、種類も量も多くて当たりだと言われた。嬉しい。日によっては、一種類だけで魚籠が一杯になっちゃうこともあるとのこと。
逆に今日取れてもいいはずなのに取れなかったやつを聞いてみると、紫なんとかは今の時期だけど取れなかったらしい。紫なんて珍しいので、すごく見たいなと思った。紫の食べ物は割と珍しいと思うけど、食べ物として最も珍しい色は青だと思うので、青いきのこはあるか聞いてみると、ソライロタケというのがあるけど見たことないとのこと。(この図鑑の表紙の左下のきのこ。これ見つけたら舞茸より舞い上がっちゃうだろうなぁ)
- 作者:今関六也・大谷吉雄・本郷次雄
- 発売日: 2011/12/16
- メディア: 大型本
LAMPにて
帰って来たら、まずは長靴を洗う。そんなに汚れてないので水をかけて適当にこすって終わりにした。長靴を普通の靴に履き替えるとすぐにウッドデッキできのこの仕分けが始まった。
きのこ仕分け
仕分けは、まずテーブルに敷いた新聞の上に、魚籠をひっくり返してみんな混ぜちゃう。
それから、種類の明らかなやつをみんなで分類して行く。
種類を全然覚えてなかった役立たずの自分は、葉っぱをよける役をやっていた。
仕分けが終わったら、石付きを切り落とす作業をみんなでやって準備は完了。
食事まで自由時間
ここから食事の時間までは解散して自由時間になった。車のある人は温泉に行ける。LAMPから来たというと200円引きしてくれる温泉もあるとのこと。今回は車できてないので、野尻湖を散策することにした。湖の周りは別荘も並んでいて、気持ちのいい所だ。
マンホールがナウマン象の柄になっているのも面白い。外人も散歩していて、コンニチワと挨拶された。
散策から戻るとガイドさんがウッドデッキできのこの本を見ながら今日取れたけど何か分からなかったやつを調べていた。こういう日々の勉強があってこそ安全なきのこ狩りができるというものだ。感謝!
きのこづくしディナー
食堂に行くと可愛いメニュー看板が出ていた。
鍋の出汁が沸騰するまでの時間を使って、息子ガイドさんが採れたきのこの種類を復習しつつメニューを説明してくれた。
鍋の味は、色々試したけど、しょっつるが一番とのこと。
鍋の食べ方は、出汁が沸騰したら材料全種類の半分を入れ、再び沸騰させてから10分待って第一弾が完成。
同様に残りの半分で第二弾を作ると、今度はきのこの出汁ととろみがスープに溶け出して第一弾とは違った味わいになる。
最後に残った汁に炊き込みきのこご飯を投入して雑炊で〆る。最近ダイエットしていてご飯は控えるはずだったのに、思わず雑炊を沢山食べてしまった。
小皿も美味しかった。猫タンはもう少し生に近い形で食べてみたかった。なめこおろし和えは、味付けは普通なんだけど、なめこが大きいのでトロンとした舌触りがすごくいい。チャナメツムタケのピリ辛炒めは、きのこの風味と辛さと油のハーモニーが素晴らしい。クリーム煮は見た目よりもクリームが薄くてきのこの風味がちゃんと感じられエストラゴンというハーブの香りが良かった。
メンチカツも、地元のどこかのお店の人気メニューだそうで、とてもジューシーで美味しかった。
朝ごはん
翌朝の朝ごはんは7:30からと聞いていたので7:30に行ってみたら、「今から準備なんです〜ごめんなさい!お急ぎでしたか?」と言われた。店員さんが可愛かったのでまあ良しとして8:00に出直した。
朝ごはんはビュッフェ形式で、スープとパンとルバーブジャム、バター、ソーセージ、スクランブルエッグ、野菜、ヨーグルト、果物、そしてオレンジジュース、牛乳、コーヒーが用意されていた。
スープがめっちゃ熱いけど、なんかハーブが効いていてうまい。三杯飲んでしまった。ルバーブジャムというのも普段食べないが、これもうまい。ジュースと牛乳が普通なのはまあ仕方ないだろう。野菜は名前が分からない珍しいものを食べられたので満足した。
帰り
帰りは車で駅まで送ってもらえるか出かける時に確認したら、その時点で9:15黒姫発を逃してしまっていて、次の10:54黒姫発になってしまった。その時間ぐらいに駅に着くように送ってくれると言われたけど、歩いて駅まで行くことにした。店員さんが親切に駅までの道を教えてくれた。
時間がもったいなかった気もするが、途中の池で良い景色を見ることが出来た。
車だったらこんな景色見れなかっただろう。
黒姫駅からしなの鉄道と新幹線を乗り継いで東京まで戻った。
最後に新幹線の写真がかっこよく取れて感動した。
まとめ
今回、きのこ狩りに初めて行ってみたが、とても楽しかった。今度は九月ぐらいに行きたい。漫画に出てくるような毒キノコが見れたら最高だ。いつかヨーロッパのきのこ狩りにも行ってみたい。日本と全然違う種類のきのこをたくさん食べれると思う。
では、皆さんも良い旅を!