ヤフー株主総会2018参加レポート【お土産画像あり】

今年もヤフーの株主総会に行って来ました。

会場まで

今回は、例年とは違いベルサール高田馬場が会場なので、JR高田馬場駅から歩く。
時間も例年と違って2時開始なので、会場に着くまで炎天下を歩かなければいけない。今日は最高気温が32度と予報が出てるし、日差しが強すぎるので、日傘は必須だと思った。しかも駅から会場まで上り坂だ。

途中から案内の人が居てくれるのはありがたい。しかし、ご年配の株主の方は半分ぐらいでくたびれてしまったようで、案内の人から半分と聞いて「まだ半分なの」と驚いていらっしゃった。途中のトンカツ屋に行列が出ていたのがきになったけど、帰りにでも寄ってみるか。

会場入り口は看板がデカデカと出ていた分かりやすかった。

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受付

中に入ると受付手前にも椅子があり、議決権行使書を出したり一旦休憩できて便利だと思った。

受付で議決権行使書を提出し、株主番号とお土産を頂きました!

受付を終えるとエレベーターを降りて会場にすぐ行くことになり、お土産の確認ができない。今回のお土産は何だろうか。

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エレベーターを降りると無料ドリンクコーナーがあったが、これも例年と違い、ペットボトルの水のみとなっている。日本人のこだわりとしてボルビックではなく、南アルプスの天然水を選んだ。

会場内

会場に入ると、国際フォーラムのシアター席みたいなのではなく、普通の椅子が並べてあってので、これは座りやすくていいなと思った。

前から7番目のど真ん中と、かなり良い席を取ることができた。

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2時開始は、例年の10時より参加しやすい時間帯なだけあって、いつもより入場者の勢いがすごいと思った。おそらく地方から来る人も増えただろう。

定刻になり総会が始まった。ここからは動画が公開されるはずなので割愛するが、質疑の雰囲気がいつもと違っていたのは特筆すべきことかもしれない。

お土産確認

総会が終わり会場を後にしたが、とにかく暑かった。
カフェに入りお土産を確認してみると、炊き込みご飯セットでした!

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きのこ狩りツアー潜入レポート

はじめに

半年前に、いちご狩りツアーに参加した。

いちご狩りに引き続き、◯◯狩りに行ってみたいと思っていたので、果物とはジャンルを変えて、きのこ狩りに行ってみることにした。

育てられてるやつを採るのではなく天然のきのこを採りたい。ネットで調べてみた感じで、ここなら本格的なきのこ狩りができそうだったので、早速申し込んでみた。
きのこ狩りハイキング|長野県、黒姫、妙高できのこ狩りハイキング|サンデープラニング

目次

  • 出発
  • 長野駅
  • 黒姫駅
  • きのこ狩り準備
  • 参加者集合
  • 山へ
  • 山歩き開始
  • 初きのこ
  • さらに見つかるきのこ達
  • 昼休憩
  • きのこの探し方
  • きのこ爆発
  • 帰りの車中
  • LAMPにて
  • きのこ仕分け
  • 食事まで自由時間
  • きのこづくしディナー
  • 朝ごはん
  • 帰り

出発

上野駅からの始発の新幹線で黒姫駅へ行けば迎えに来てくれるというプランなので、早朝に起きて上野駅に行き、自動券売機で新幹線の切符を購入した。指定席を見て空いていたので自由席を買ってしまったけど、乗ろうとしているかがやきは全席指定であった。いきなりつまづきで始まったが、駅中のみどりの窓口で指定席に変更してもらう。320円か。どの席がいいか聞かれなかったのが腑に落ちなかった。

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上野駅は普段在来線しか使わないので新幹線のホームに行くのは初めてだったが、かなり深い。
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いつも乗る東海道新幹線もかっこいいけど、これもかっこいい。
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平日のせいか新幹線は空いていた。枕の高さが調整できるのが新鮮だ。しかも各席からコンセントが使えて、iPhoneの充電が出来たので便利だなと思った。

朝ごはんを食べたりネットを見たりしているうちに長野に着いた。

長野駅

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さあ、しなの鉄道への乗り換えだ。急げ。JRからしなの鉄道への直通の乗り換え口がある。

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JRの切符を改札に入れてそのまま通っちゃったけど、Suicaをピッとしなければいけなかった気がした。後で面倒なことにならないよう祈った。さて、席には座れたが、出発時間になると満席かつ立ってる客も多い。よく考えてみると、しなの鉄道と言えば、先日軽井沢で乗ったのと同じ電車だ。

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電車は定刻通り出発し、しばらく外を眺めていると、長野駅周辺は田舎ではなく普通の郊外の街の雰囲気だ。しかしこの路線はローカル線なのに英語のアナウンスが充実しているなぁ。

隣駅の北長野に着くと結構な人が降りた。何があるんだろう?次の三才駅ではいっぱい降りていっぱい乗って来た。主に高校生かな。

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牟礼駅で高校生が全員降り、客はまばらになった。

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車窓の景色も山の雰囲気になった。川の流れが速い。線路も結構登りが続いている。

黒姫駅

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とうとう目的地の黒姫駅に着いた。

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迎えが来るまで時間があるので、ひとまずトイレに入った。山の中にトイレはないので大きい方も頑張って出した。

一息ついて改札に向かい、長野からの640円を窓口で払った。Suicaはタッチしなくて良かったようだ。まだ迎えが来るまで時間があるので、自販機で水を買って中で待った。中は蕎麦屋と販売コーナーがあって地元の野菜が置いてある。

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緑のトマトが売っていのが面白い。

きのこ狩り準備

迎えが来て、車で5分ぐらい走ってゲストハウスLAMPに到着した。

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中に入って、まずは参加書類の記入をした。

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表面は連絡先などの項目、裏面は健康状態に関するアンケートになっている。両面に記入・署名して受付に持って行き、内容を見てもらって、宿泊費と食費、レンタル料金を確認して支払いをした。若い人が運営しているせいか会計にタブレットを使っていて分かりやすいなと思った。

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食堂でレンタルのレインウェアを着込んだ。

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普段は赤なんて絶対選ばないがここは自分の趣味で選べなくてもまあ仕方ないだろう。もし選べてたら水色とか黄色にしていたと思う。

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レンタルする長靴は大人向けサイズは一通り揃っていた。普段の靴は26.5だけど長靴はブカブカだなと思って、26にした。思えば、これが間違いだったかもしれない。

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軍手は手作りの温もりが感じられて良い。

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魚籠(びく)は色々なタイプがあって迷ったけど、欲張りなので大きめのやつを選んだ。これを満タンにできたらいいな。

参加者集合

ウッドデッキに一旦集合し、ガイドさんからの山での注意と参加者一同の自己紹介をした。今日のきのこ狩りは、ガイドがヨシさん、参加者は長野から三人、埼玉から二人、東京一人、千葉一人の計7人だ。全員点呼をするのは時間がかかるから二人組みのバディ単位で点呼をすることにしているとのこと。今回はバディ名を鳥の名前にすることになったので、キーウィにした。ドードーでも良かったがどうでもいいか。全員集合の場合は笛を吹くので集まって下さいとのこと。

山へ

参加者全員ハイエースに乗り込んで出発した。5分ぐらいでコンビニとトイレに到着した。

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他の人たちは何か買っているようだったけど、買うものは特にないのでトイレだけ済ました。再び車に乗って、クネクネと山道を登って行った。一旦新潟県に入ったり、変な橋があったりして道中も飽きない。

山歩き開始

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なんか中途半端なところに車を止めて、降ろされた。ちょっと歩いてから山に入るらしい。ここで助手席に座っていたもう一人のスタッフさんの自己紹介。なんとヨシさんの息子だと!親子だったんかい!最初にそれを言いたまえ。言われてみれば顔が似ていなくもない。

高速道路がすごい高いところに架かってるなぁと思いながら歩き始めると、その高速をくぐることになった。
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ガイドさんのつけてる鈴の音がでかい。チンチンうるさいわ。高速道路をくぐってちょっと進んだところで「ここから入ります」って言われた。「はい?ここから?」という感じの登山口でも何でもないところからスタート。

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薮だなーと思って掻き分け掻き分け歩いていると、いきなり息子ガイドさんがキノコを発見したようだ。

初きのこ

息子ガイドさんのところに行ってみると、倒木にくっついている見たことのないグニャグニャの物体を指して、猫タンと言っている。

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裏が猫の舌に似ているから猫タンと呼んでいるとのこと。正式名称はニカワハリタケ。ぐにょっと引っこ抜いて魚籠に入れておく。

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自分で山の中で見かけても絶対食べる気しないよ、これは。味が楽しみだ。

さらに見つかるきのこ達

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次はキノコと言われて素直に思い浮かぶ、きのこの山のきのこみたいなやつが見つかった。こやつはクリタケというそうだ。

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これは根元からそっと取る。

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これぐらいの大きさだ。でかい、でかい。

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これはムキタケ。ムキタケは半円形で軸が片側に付いていて、ナラとかブナの広葉樹に付いてる事が多く、毒キノコのツキヨタケに似ているそうだ。

新しいのが見つかる度にガイドさんが色々説明してくれるので勉強になる。

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これはチャナメツムタケ。軸のところがフカフカ毛羽立っているのが特徴。チャナメ、シロナメ、キナメがツムタケ三兄弟だそうだ。

この辺で長靴の中で靴下が爪先まで脱げてしまってムズムズしていた。長靴のサイズはいつも通りにすべきだったかもしれない。というより短い靴下だったのが根本問題か。

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これはスギエダタケ。食べられるけど、美味しくないので、食糧難の時にはどうぞと言って、捨てていた。正直、不味くていいから味見してみたかった。

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これはキヌメリガサ。あまり取れなかったレアきのこ。

昼休憩

12時を過ぎたぐらいに、昼ごはん休憩になった。この辺は使われなくなった昔の林道のようだ。座りやすそうなところを見つけて、LAMPでもらった昼ごはんのおにぎりと唐揚げを食べた。おにぎりの具は何かよくわからなかったけど、珍しい具で美味しかった。唐揚げは普通かな。食べるものを食べたら、出るものが出る。山の中にトイレはないので、適当にその辺で用を足した。

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たまに立ってる木にきのこがいい感じで生えていると、ガイドさんが高枝切りで切ってそれをキャッチすることになる。

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木に蔓がぐるぐる巻きになってたりする。絞め殺しそう。

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息子ガイドさんが玉キクラゲを見つけた。美味しそう。

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なめこの大群が見つかった。一本の木になめこがてんこ盛りに生えている。

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なめこは、木の皮を剥がさないために、ナイフで切って取る。剥がしてしまうと次が育たないらしい。

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枯葉の落ちていた地面から様子が変わってシダの生い茂った土地になったりする。

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これはホコリタケ。傘を押すと中から胞子の煙が出てくる。若いうちは、中を割ると白く、食べると美味しいそうだ。

だんだん腰につけている魚籠が歩きの邪魔になってきた。欲張って大きい魚籠を選んだのがよくなかったかもしれない。

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これはハナイグチ。長野の人はジコボウと呼ぶそうだ。カラマツ林の下によく生えていて、裏がフカフカの黄色いスポンジみたいになってるのが特徴だそうだ。

きのこの探し方

枯れてる木とか倒木に生えていると序盤で教えてもらって重点的に見ているが、自分で探すのは結構難しい。なかなか見つからない。なんだかんだでガイドさんが見つけてくれたきのこを取ることが多い。

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これはシロナメツムタケ。ツムタケ三兄弟の一人。

今日通る場所で一番高い部分に着いて、そこから尾根に沿って下って行く。下りはペースが早くてあんまりきのこを探せなかった。どっちにしろ集中力がそんなに残っていないか。

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これはヌメリスギタケ。ヌメリスギタケモドキもあるけど、ツカに滑りがあるのがヌメリスギタケ。毒キノコのモエギタケに似ているので注意だそうだ。

毒きのこといえば、まだら模様とか水玉模様の毒きのこも見てみたかったので息子ガイドさんに聞いてみたところ、見た目がいかにも毒ありそうなきのこはこの時期にはなく、九月なら見かけるらしい。

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でっかいクリタケをゲットしたぜ!

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またナメコの大群が現れた!大漁大漁!

そして、とうとう毒キノコに出会った。
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見つかった毒キノコは、猛毒なのに純白で可憐なキノコだった。コタマゴテングタケかなって言ってた。

きのこ爆発

最後のエリアに差し掛かると、息子ガイドさんが爆発を発見したと言っているのが聞こえたので行ってみると、確かに爆発している。
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今日見た中では一番立派な株だ。

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みんなで写真を撮ってから、株をごっそりと抜く。すごいボリュームだ。

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とうとう出発地点の道路まで戻って来た。魚籠もいつの間にか重たくなっていた。

帰りの車中

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車に乗って魚籠の中を確認してみるとこの通り沢山採れた。多分他の人も同じぐらい採れている。一食ではとても食べきれない量だ。

ガイドさんに「今日の収穫は平均と比べてどうですか」と聞いてみたら、種類も量も多くて当たりだと言われた。嬉しい。日によっては、一種類だけで魚籠が一杯になっちゃうこともあるとのこと。

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逆に今日取れてもいいはずなのに取れなかったやつを聞いてみると、紫なんとかは今の時期だけど取れなかったらしい。紫なんて珍しいので、すごく見たいなと思った。紫の食べ物は割と珍しいと思うけど、食べ物として最も珍しい色は青だと思うので、青いきのこはあるか聞いてみると、ソライロタケというのがあるけど見たことないとのこと。(この図鑑の表紙の左下のきのこ。これ見つけたら舞茸より舞い上がっちゃうだろうなぁ)

LAMPにて

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帰って来たら、まずは長靴を洗う。そんなに汚れてないので水をかけて適当にこすって終わりにした。長靴を普通の靴に履き替えるとすぐにウッドデッキできのこの仕分けが始まった。

きのこ仕分け

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仕分けは、まずテーブルに敷いた新聞の上に、魚籠をひっくり返してみんな混ぜちゃう。

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それから、種類の明らかなやつをみんなで分類して行く。

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種類を全然覚えてなかった役立たずの自分は、葉っぱをよける役をやっていた。

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仕分けが終わったら、石付きを切り落とす作業をみんなでやって準備は完了。

食事まで自由時間

ここから食事の時間までは解散して自由時間になった。車のある人は温泉に行ける。LAMPから来たというと200円引きしてくれる温泉もあるとのこと。今回は車できてないので、野尻湖を散策することにした。湖の周りは別荘も並んでいて、気持ちのいい所だ。

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マンホールがナウマン象の柄になっているのも面白い。外人も散歩していて、コンニチワと挨拶された。

散策から戻るとガイドさんがウッドデッキできのこの本を見ながら今日取れたけど何か分からなかったやつを調べていた。こういう日々の勉強があってこそ安全なきのこ狩りができるというものだ。感謝!

きのこづくしディナー

食堂に行くと可愛いメニュー看板が出ていた。
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鍋の出汁が沸騰するまでの時間を使って、息子ガイドさんが採れたきのこの種類を復習しつつメニューを説明してくれた。

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鍋の味は、色々試したけど、しょっつるが一番とのこと。

鍋の食べ方は、出汁が沸騰したら材料全種類の半分を入れ、再び沸騰させてから10分待って第一弾が完成。

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同様に残りの半分で第二弾を作ると、今度はきのこの出汁ととろみがスープに溶け出して第一弾とは違った味わいになる。

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最後に残った汁に炊き込みきのこご飯を投入して雑炊で〆る。最近ダイエットしていてご飯は控えるはずだったのに、思わず雑炊を沢山食べてしまった。

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小皿も美味しかった。猫タンはもう少し生に近い形で食べてみたかった。なめこおろし和えは、味付けは普通なんだけど、なめこが大きいのでトロンとした舌触りがすごくいい。チャナメツムタケのピリ辛炒めは、きのこの風味と辛さと油のハーモニーが素晴らしい。クリーム煮は見た目よりもクリームが薄くてきのこの風味がちゃんと感じられエストラゴンというハーブの香りが良かった。

メンチカツも、地元のどこかのお店の人気メニューだそうで、とてもジューシーで美味しかった。

朝ごはん

翌朝の朝ごはんは7:30からと聞いていたので7:30に行ってみたら、「今から準備なんです〜ごめんなさい!お急ぎでしたか?」と言われた。店員さんが可愛かったのでまあ良しとして8:00に出直した。

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朝ごはんはビュッフェ形式で、スープとパンとルバーブジャム、バター、ソーセージ、スクランブルエッグ、野菜、ヨーグルト、果物、そしてオレンジジュース、牛乳、コーヒーが用意されていた。

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スープがめっちゃ熱いけど、なんかハーブが効いていてうまい。三杯飲んでしまった。ルバーブジャムというのも普段食べないが、これもうまい。ジュースと牛乳が普通なのはまあ仕方ないだろう。野菜は名前が分からない珍しいものを食べられたので満足した。

帰り

帰りは車で駅まで送ってもらえるか出かける時に確認したら、その時点で9:15黒姫発を逃してしまっていて、次の10:54黒姫発になってしまった。その時間ぐらいに駅に着くように送ってくれると言われたけど、歩いて駅まで行くことにした。店員さんが親切に駅までの道を教えてくれた。

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時間がもったいなかった気もするが、途中の池で良い景色を見ることが出来た。

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車だったらこんな景色見れなかっただろう。

黒姫駅からしなの鉄道と新幹線を乗り継いで東京まで戻った。
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最後に新幹線の写真がかっこよく取れて感動した。

まとめ

今回、きのこ狩りに初めて行ってみたが、とても楽しかった。今度は九月ぐらいに行きたい。漫画に出てくるような毒キノコが見れたら最高だ。いつかヨーロッパのきのこ狩りにも行ってみたい。日本と全然違う種類のきのこをたくさん食べれると思う。

では、皆さんも良い旅を!

トンネルを歩いて軽井沢に行くと達成感がある

ちょっと遠くの方まで山歩きをしに行ってみるかと思い立って、峠の釜飯で有名な横川駅から軽井沢まで歩いてみることにした。

出発

朝5:30ぐらいに起きて出かけた。乗り継ぎが良くて赤羽に早めに着いた。キオスクで懐かしチェルシーを見つけて懐かしくなってつい買ってしまった。ヨーグルト味とバター味があって迷ったけどバター味を買った。箱を見てみると、チェルシーのURLが何故か chelsea-agetai.jp なのが面白い。

高崎までは予定より一本早いのに乗れて、乗り換えなしで高崎まで行けることになった。どっち側に座るべきか考えていたが、意外と混んでいて座れない。前に参加したバスツアーの集合場所のさいたま新都心を通って少し懐かしかった。

高崎駅の乗り換え時間にトイレに行ったら、まだ朝早いのに、女子トイレは並んでいて驚いた。横川駅行きに乗って、朝ごはんのおにぎりを食べた。明太子入りの野沢菜で巻いたおにぎりが美味しかった。

電車は山あいをどんどん登って行き、目的地の横川駅に着いた。
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横川駅にて

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改札の横に釜飯屋があるけど、メニューの看板は何故か釜飯が載っていない。ここまで来て釜飯買えないのかと一瞬悲しくなったけど、店員さんに聞いてみると釜飯はちゃんと売っていて、一個1000円で購入した。
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駅の中から見ると、線路はここまででどん詰まりのようだ。うん、遠くまで来たなぁ。
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改札を出て駅内を見回してみると、運賃の図には山手線の丸が小さく描かれている。かわいい。山手線内は料金同じというのもびっくりした。
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駅を出て左に行くと垂直の崖が見えてすごい。
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地面を見るとレールがまだ続いていて、施設の中に続いて行く。
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この施設は、碓氷峠鉄道文化むらというらしい。

看板の左にある装置を見てみると、TOUCHと書かれているが、を触っても何も反応しなかった。意味が分からないけど下の何か被せてあるところが反応する仕組みだったのかもしれない。
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散策スタート

散策路の地図を写真に撮って出発した。
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タイミングよく貨物列車も動き出した。かっこいい。
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並木道と古民家のようなお店がある。気持ちの良い道だ。
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日差しが強くなってきたのでここら辺でタオルを被る。

進んで行くと左手はレトロな電車が並んでいる。絶好の撮影スポットだなぁ。
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関所への看板が出ていたので見に行ってみよう。
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関所自体は見ごたえのあるものではなかった。ただ、ちょうど何かテレビのロケをしていたのが気になった。
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再び元の道に戻って、レール跡を歩く。
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所々、横から水が流れてきているところがある。
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観光客が載った列車が走ってきた。なんか楽しげだ。
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大きな吊橋が見えてきた。
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下から見ると本当にデカい。
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しばらく行くとレンガ造りの建物が見えて来た。
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ここは丸山。
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昔の変電所だ。
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看板のうんちくを読んでみると、「充電中は室内に水素と有害物質の硫酸雲霧が大量に発生するため、窓・引き戸などは通風に適するよう工夫されていました」とある。毒垂れ流しだよ、今なら許されないだろ。

電柱がカラフルな縞模様になっているのが気になった。
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この辺は楓が道沿いに生えているけど、周りの自然に溶け込んでないので後から散策路になってから植えられたんだなと思った。


しばらく行くと、川が流れていた。
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橋の袂に掲げられた説明を読んで見ると、昔読んだ小説「人間の証明」に出てくる霧積はこの辺と書いてある。
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印象に残っていた場所なので実際に近くに来て見て、もう一度本を読み直してみたくなった。

人間の証明 (角川文庫)

人間の証明 (角川文庫)

レール跡を歩いて行くのは行き止まりになり、左によけて進む。
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左上の建物は別荘かと思ったけど、突き当たりに温泉施設と公衆トイレという看板があったので、登ってトイレで用を足した。
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トイレにも小さい庭があっておしゃれ。
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散策マップを見直して見ると、ここから中山道の坂本宿が近いようなので行ってみることにした。地図が大まかすぎて方向が分からないのでヤフー地図で確認して出発。

この施設は池と周りの花や植え込みが綺麗だ。
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坂を下りて行くと、小川が流れていて、お兄さんたちが電線で何かの準備をしていた。

道路の横に地元の人達が書いた絵がかけられていた。さっき見た関所跡の絵などがある。

坂本宿は宿場の名残はあまりなく、見所の宿屋も今は普通の民家のように見える。わざわざコースを外れてくるものでもなかったかなと思った。

「西 京へ百二里」「東 江戸へ五十四里」という石碑があり、一里は約4キロ、歩いて一時間なので、昔の人はここまで二、三日かけて来たのだななどと考えてみるとなかなか面白い。
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途中で桑の実がなっていたので食べた。
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早々に温泉施設に戻る。
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温泉施設のアーチ部分がちゃんと歩けるようになっていて面白い。
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施設の中に入ってみると、お土産コーナーもあって、わさびチーズが気になったけど買わなかった。

散策路に戻って散策マップの看板があったのでもう一度確認。駅で散策マップを貰ってくれば良かったなー。

トンネルの手前に力持ちの看板が出ていたので、お店を見るために脇を登ってみた。
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普通の店構えのお店がある。
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ここでスマホを使って力餅の評判を見てみると、力餅の店がもう一軒あるけどそっちは今日通る所から遠いのでこの店で食べて見ることにした。お店に入ると客は誰もいなくて、気配を察して店員さんが出て来た。外観は普通だけど、店内に熊とかキジとかの剥製が飾ってある。力餅一皿注文して窓際の真ん中の席に着いた。力餅が出て来てサービスでお茶も付いていた。
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お茶がうまい。力餅は、ふわふわしていて、餅部分より周りの餡の部分の方が多い。これも優しい味でうまい。

ちょっと休憩して元の道に戻った。

第一隧道。
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手前に詩人のうんちくを書いてある石碑を読んでトンネルに入った。
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トンネルの中は涼しくて気持ちい。そしてかっこいい。
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トンネルを抜けた所の景色が素晴らしい。
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第二隧道。
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中に入るとさっきとは違った雰囲気で面白い。
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なぜか床の穴を電気で照らしているのが気になった。
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トンネルを抜けた所で左手にダム湖が見えて、降りていけるようになっている。歩いてる人はほとんどいないけど、車で来てる人はそこそこいた。
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湖畔の東屋で昼ごはんの釜飯を食べることにした。
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先に東屋にいた人に、どこまで行くのと尋ねられ、軽井沢までと答えると、驚いていたけど、アドバイスもくれた。車道に出ると道がクネクネしてるし車も飛ばすから気をつけてとか峠を越えると軽井沢の手前に昔の駅があるよとか。
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釜飯はすごく久しぶりだけど、鶏肉とかごぼうとかうまいなぁ。

昼ごはんを食べ終わって、トイレで用を足してダム湖を一周して見ることにした。再び日差しが出て来たのでタオルを被る。ハリーポッターやスターウォーズでこういうダークサイドのキャラいるよなと思いつつ、

階段を登ってダムの堤防から放流する側を見て見るとすごい高さだ。照明の設備もダークサイド感がある。
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見える景色もダークサイド感があるのでダークサイド写真を撮ってみた。

湖入り口から見えた赤い橋を渡ると、トンネルがあって、名付け親の中学二年の人の名前が書いてあった。出口には別の名付け親の名前が書いてあって訳が分からなくなった。
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次の橋を渡る手前でタオルを被ったおじさんが釣りをしていた。あの人はダークサイドではないな。じゃあ何サイドなのか。レイクサイドか。いや、そういうことじゃない。

元の道に戻って、第三隧道を抜ける。
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めがね橋を下から見るためにここから国道に降りる。車通りが結構あって歩道がないからちょっと危ない。
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しばらく行くとめがね橋の駐車場があって、めがね橋がどーんと見えて来た。
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デカい。
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iPhoneのカメラで撮っても迫力が伝わらない。

橋をくぐって登り口に行くと涼しい。
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クマ注意の看板がうるさいぐらい出てくるけど、クマの気配も感じられない。かなり急な階段を登ってめがね橋の上に着いた。半分まで渡って下を覗いて見ると相当高い。
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橋桁の脇だけ植生が違うので後から植えたんだろうなと思った。下でドローンを飛ばして撮影している人がいるのでダークサイドやらないとと思って慌ててタオルを被った。

第六隧道がかなり長くて
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長い。
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途中で脇に穴が開いている。
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ラピュタでパズーとシータがこういう小さい穴を通り抜けるシーンあったよなと思った。

ここからは細かいトンネルを第十隧道まで抜けて、散策路に書かれている折り返し地点の駅に到着した。
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電線も残っていて今までと違った廃墟感がある。
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ここまで楽しんで来たけど、ここからがこの旅の本番だ。

峠に向けて

階段を降りて車道に出ると碓氷峠まで7キロとある。
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思ったより峠が遠い。ちょっと焦る。
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カーブの番号が振ってあるのが面白い。カーブ番号100まで行くかなとか言ってたけどあっという間に100は超えてしまった。
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軽井沢まで9キロとなると平地でも二時間はかかる。
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ここら辺は廃線のトンネルがもはや整備されていない。
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心霊スポットになってもおかしくない雰囲気がある。

標高も上がって来て800mとな。
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この先急カーブ注意の標識が出て、本当にヘアピンをもっと曲げたようなカーブだった。
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クネクネ曲がりながら少しずつ登って行く。曲がるたびに遠回りだ。徒歩用のショートカットとか階段を作ってくれ、頼む。

途中で喉が渇いて来たので左によけて休憩がてらお茶を飲んで味付け煮卵パンを食べた。一番人気らしいけど、そこまでかなという感想。あんまりのんびりしているわけには行かない。

途中の山のど真ん中に養蜂箱があって、よくこんな所でと思うと同時に、その脇の水の流れも整備してあってすごいなーと思った。

だんだん足も疲れてきた。峠まで何キロという標識がだいたい1キロごとに出てくるので、今まで歩いた距離とカーブ番号から峠のカーブ番号を予想してみた。
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カーブ番号が峠まで残り何個と数えてモチベーションを保つ。

標高もとうとう900mを超えた。えんやこら。
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峠に着いたら休憩しよう。はぁはぁ。

峠の予測カーブ番号まで残り10の所ぐらいから右の山側の崖の角度がエグい。
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90度超えちゃったりしている。

峠を予測したカーブ番号は外れてしまった。仕方ないので、マイナス1、マイナス2と数えていると、峠の看板が見えた。
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着いた!

景色も見晴らしは良くないけど遠くまで見えて素晴らしい。すごく達成感があった。
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休憩しようと思ってたけど興奮して休憩が要らなくなってた。

とうとう軽井沢

峠から下りになってすぐに軽井沢の標識が出た。
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今までと全く景色が違う。視界が開けてる。なんとなく駅まで見えてる。鳥の鳴き声も近くに聞こえる。軽井沢すごい!

高級感のある建物と逆側のコスパを追求した建物があり、対比がすごい。

駅までは静かな住宅街。アパホテルがあったけど、都内のアパホテルとは雰囲気が全然違う。

駅に到着してとりあえずトイレに入った。帰りは高速バスでに決めて西武バスに予約の電話をしておいた。アイスを自販機で買おうとしてやめた。スマホで夕飯の場所を調べて焼き鳥か酢重のどちらかに行くことにした。タクシーはやめて食後にペンションまでタクシーに乗る作戦にした。駅前の道の作りがヨーロッパっぽいと思った。詰物屋とかドイツ料理屋が目立つ。

ジェラート屋さん

途中でかわいいジェラート屋さんに入った。さっき自販機でアイス買わなくてよかった。
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ダブルにして一種類目にピスタチオを選ぶと、店員さん曰く一番人気とのことで、第2位を当てるゲームにしてみた。
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ダークチェリーかヘーゼルナッツか迷って、ダークチェリーを選んだ。店員さん曰く、ダークチェリーが何位かは分からないけど二番人気はヘーゼルナッツとのこと。どこからいらしたんですかと聞かれて横川から歩いてきたと言ったらすごくびっくりしていた。

この店は、イタリアのジェラートコンテストでピスタチオ部門の賞を取った人がやっているお店だそうだ。道理でピスタチオが一番人気な訳だ。
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普段はアイスを食べるとすぐに頭痛がするので食べないけどここのは冷た過ぎず美味しく食べれたので、軽井沢に次回来る時も是非食べたい。

そんなこんなで夕飯を食べて、予約しておいたペンションに泊まって就寝した。

帰り

一夜明けて、姉の結婚式のあった軽井沢高原教会を見に行って、バスで帰った。
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途中で昨日下から見た吊り橋を通れて良かった。上から見てもかっこいいなぁ。
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あとがき

気軽に行ったけど、思いがけない達成感が味わえて良かった。いつか旧碓氷峠も行ってみたい。

最近の東京電力株主総会はどうなっているか


目次

  • 会場周辺
  • 参加者数
  • 議案
  • 質疑応答ハイライト



会場周辺

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  • 反原発の横断幕を掲げている人が多い
  • 原発の代替となるビジネスの売り込みをしている人もいる
  • テレビ局の取材も声をかけられる

会場内

  • 入り口で手荷物検査を受ける。若いお姉さんがカバンの中をすごく簡単に見てOKとのこと。
  • 紙パックのお茶が無料で提供されている

参加者数

  • かつてのように満席ということはない。バレーボールのコート分ぐらいの席が埋まる程度の人数

議案と補足説明メモ


下記リンクの第93回定時株主総会開催ご通知に議案が全て記載されている。
http://www.tepco.co.jp/about/ir/stockinfo/pdf/170529_1-j.pdf

2号議案

幕末の大津波の話 稲むらの火 原発再稼働 希望の日になる 拍手 プロメテウスの火の話 神々の火を
人間に分け与えた。 脱原発には過激派が混じっている。 過激派に屈しないように原子力の火を灯そう。

ヤジが多少とぶ。

3号

株主はなぜ投資しているか。財務を果然するには原発を動かすしかない。配当を出すために私たちが役員になる。
日立や三菱にも
投資家なら原発に反対するな。日本経済を壊す気か。
原子力工学を学ぶ学生も減っている。
原発を動かしてもらいたい。

議長「三分きっちりで本当にありがとうございます」

4

過激派ではない。経営を立て直すために大胆な提案をしたい。
東芝は資産売却したが東電はしていない。送配電網を売却したい。
3倍の値段がつく。売却すれば賠償も終わる可能性がある。

軽く拍手が起こる

5

企業が社会に存在する理由は?
柏崎は利益を生んでいない。経営陣はギャンブル依存。
再稼働は不可能。テロリストの標的。廃炉を当然。
儲からないことはやめよう。

扇動的な口調。

6

廃炉のための研究施設とする。
世界から研究者を呼び込む。技術輸出もできる。

女性からのとても落ち着いた説明。

7

監査を健全化するための提案。
改ざんや隠蔽があった。監査が役目を果たしていない。報告だけではわからない。

落ち着いた感じ、ちょっと皮肉交じり、悲しげな口調。

8

落ち着いた説明。

壇上の経営陣はシーンとしているが、メモを取ったり聞き入っているとかはない。

9

平和主義者です。
原発を保有する以上、住民の

女性のちょっと緊張の感じられる説明。叙情的な説明。

メモが追いつかない。すみません。

10

放射能は危険という記述はなかったのか。欠陥品の辞書。
加害者なのに上から目線。
チェルノブイリでは

共謀罪に引っかからない一般人の女性。
拍手が起きる。

11

福島の子供の保養に携わっている。公務員でも気遣いをしなければいけない。
去年の総会で

年配と思われる女性。ちょっと早口で棒読みで始まったが、後半は涙ながらの説明。

(議長は機械的に進めていく)

12

若い女性の落ち着いた説得力のある説明。

質疑応答ハイライト

事前質問

膨大な数の事前質問が来ていて、会場の株主の興味にも合いそうなもののみ答えるが、20分かかる。

# 回答が早すぎてメモできない。

会場からの質問

一人三分以内で二問まで。

*** 1

  • 柏崎刈羽について。評判が悪い。再稼働の収益。
  • デブリの問題について。

議長「私から一言言わせてもらいたい。22兆円は未曾有の数字。無理は承知だが何年かかろうとも挑戦しなければいけない。」

強い信念が感じられた。

*** 2

どうぎ。役員候補から二人を削除したい。

  • 一人(富山)はかつて株主価値を下げることをした。
  • もう一人(西山)はビジョンが全然見えない

議長「どうぎではない」

あとがき

世の中には原発を再稼働したい人もいるし、原発を廃止したい人もいる。どちらかが完全に正しいということは言えないと思うが、経営陣は本当に腹を据えて経営に取り組んでおり、どんな批判にも耐える覚悟を持って経営再建や補償に取り組んでいるんだと感じ取れた。いずれにしても、株主が総会で議案を出したところで東京電力の経営を変えることはできないと分かった。否決されるのが分かっている議案を出す人たちの情熱を全て結集して新しい電力会社を設立する方が有意義なんではないだろうかとも思えた。

おすすめ記事







ヤフー株主総会2017参加レポート【お土産画像あり】



今年もヤフーの株主総会に行って来ました。
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地下鉄有楽町駅からD5出口を目指しました。
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D5出口から国際フォーラムは直結しているので便利ですね。
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受付で議決権の票を渡して、入場票(整理番号ストラップ)とお土産の袋を頂きました。
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あと、今年は質疑の時間に質問した人を当てやすくするためのカードももらいました。
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会場では、例年通り、コーヒーとほうじ茶、ウーロン茶が飲み放題です。

お土産

お土産の中身を確認してみると、ヤフーのキャラクターけんさく&えんじんのスマホスタンドでした。
about.yahoo.co.jp

前面
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側面
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背面
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かわいい。

総会内容

アジェンダ

  • 井上さんの逝去の報告
  • 監査の報告
  • 事業報告のビデオ上映
  • 決議事項の説明
  • 成長戦略の説明
    • 法王選任の時のバチカンの写真。8年間でスマホのない世界からスマホの世界に様変わりした
    • スマホでの利用者の89%にリーチしている
    • 新しい挑戦、コマース、ビッグデータ
    • 株主還元 維持
  • 質疑(下記参照)
  • 議案の承認
  • 新任の取締役の紹介



質疑ハイライト

  • 知恵袋に関する質問(というか苦情)。質問がくだらない。「パンツを電車に忘れたけど、どうすればいいか」という質問があったがパンツを忘れるわけない
    • (爆笑していて答えをメモできていない)
  • AIスピーカー
    • ヤフーコンシェルジュの提案。高齢者向け → まだ言えない。ヤフーのミッションはすべての人にインターネットを届ける。
    • (この質問をした人が入場票の番号を「出席番号」と行っていたのが学校みたいだなーと思って少しおかしかった)
  • 株価は下がってる。隠してる欠点は?
    • → 大事なのは継続的な事業の展開。コマースとデータで一番になる。正直がモットーなので、隠していることはない。
  • 個人情報保護の取り組みについて
    • → 暗号化している。侵入されても検知する仕組みを作っている。四重の守り。セキュリティボードという専任チームを置いている。
  • 昔井上さんに質問した海外戦略について。井上さんには日本だけと言われた。その後の変化は?
    • → 日本に全力を費やす。海外のことを取り入れる。アリババの戦略を取り入れる。輸入側の戦略。グローバルの人材を増やす。海外で事業するノウハウを蓄積して行く。
  • ヤフーマネー。使えない店があり、使いにくい。
    • → 大きな戦略的なサービス。今は貯める人を増やしている。金融商品とかに使えるようにする。
  • 株価対策は?業績は順調なのになぜ下がる?昔は分割してたが今は勢いがない。一部になってからずっと含み損。配当金は大したことない。含み益が一番大事、安心。具体的な株価が上がる対策にお金をかけて欲しい。年に一度でも上場来高値を付けるようにして欲しい。
    • → 去年の業績を超えるのが前提。期待値を超えるのが心の中のベンチマーク。これからも頑張る。
  • イーコマースが、老舗すぎて、勢いとかフレッシュさがない。ソフトバンクホークスはフレッシュなのに。
    • → インターネットの中では老舗。老舗の良さは活かす。イーコマースはチャレンジしようと思う。
  • 全部賛成。孫さんがいればいい。恒例の孫さんの話5分間をお願いしたい。トランプどういう人?
    • →(孫さん) 風邪を引いている。政治については中立。投資は世界に影響を与える。逆も然り。どの国が伸びるかが投資の基準。最近は中東のニュースも見る。すべての国でインターネットの重要性が増している。中国は日米を超えてる点もある。途上国でもスマホでタイムマシンの効果が出ている。事業展開の機会が増えている。AI。交通、医療。
  • 提案。ソフトバンクの方が成長率が高い、ダイナミックな成長戦略。ヤフーばダイナミックでない。インフラの民営化。ソフトバンクインフラで子会社化してみては?シーチャンネルとかCCCとかを買収してみては?
      • (宮坂さん)オープンな場では話しにくい。検討はしている。ヤフーの検討には孫さんも入っている。
    • (孫さん)ソフトバンクは時々無茶だと言われるがまだ続けて行きたい。
  • トピックス。押した時に中身が違う。質を上げて欲しい。
    • → 機械に頼らず人間がやっている。臨機応変。エディトリアルボードで掲載のクオリティを保つようにしている。社外にもアドバイスを求めている。お手本になるように頑張る。
  • 問い合わせがメールしかない。高齢者はメールだと顔が見えないので、電話対応もお願いしたい。
    • → まずは使いやすいサービス。電話は検討したがユーザーが多すぎて難しい。AIで音声の返答はできるかもしれない。

あとがき

バチカンの8年の差を見て個人的に思ったことは、スマホが普及したからスマホ戦略が正しかったということよりも、スマホが普及して家でもリアルタイムで法王選任のニュースを動画で観れるのに、もっと言えばテレビができた当時でももう家でニュース見れば良いにもかかわらず、もっとずっと以前からあんなにたくさんの人を現地に集めることのできるキリスト教という組織が人々の生活に根付いていることに畏敬の念を禁じ得ないということでした。

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DUNS Numberを東京商工リサーチで取得してAppleの法人アカウントを作った



App Storeに法人としてアプリを出したいと思い法人の登記は済ませた。
xavier.hateblo.jp

いよいよ本題のアプリを法人として出すため、法人アカウントを作るべく続きの手続きをやった。

目次

  • DUNS Number取得
  • 東京商工リサーチでのDUNS Number登録代行
  • Apple Developer Programへの法人としての登録
  • Appleの法人審査
  • まとめ



DUNS Number取得

法人アカウントを作るためには、法人登記をした上でDUNS Numberというのを入手する必要がある。

ネット上を調べた限りでは、日本でDUNS Numberを取得するには主に二つの方法があり、一つは、Apple Developer Programの法人アカウント登録の途中でApple Developer Programのページから法人情報を登録する方法、もう一つは、東京商工リサーチに登録を代行してもらう方法だ。
Appleのページから登録する方法はすこぶる評判が悪いので、東京商工リサーチに代行してもらおうと思ったが、Web上には実際に代行をしてもらったという具体的な例は一つしか見つけられなかった。これはどっちが茨の道になるのか実際には分からないが、人柱として頑張ってみようと思った。

東京商工リサーチでのDUNS Number登録代行

東京商工リサーチのサイトには、他の人が登録している場合もあるからまずは検索してみろと書かれている。作ったばかりの会社なので登録されているわけはないが、一応検索してみた。

用途・目的から探す : 東京商工リサーチ

思った通り登録はされていないので、予定通り登録の手続きを行おう。

Duns Number Search


スタンダードサービスの「お申し込みはこちらをクリック」ボタンをクリックする。

入力項目は下記の通りでとても多く、げんなりしてしまったが、よくみてみると、必須項目(太字)がそれほど多くなかったのがせめてもの救いだった。面倒なので必須項目しか入力していないことにした。

  • D-U-N-S® Number発行対象企業
    • 正式会社名称
      • (日本語)
      • (英語)
    • 本支店区分
      • 発行対象企業は本社である #=> 選択した
      • 発行対象企業は本社以外の事業所(支店、工場など)である
    • 本社住所 (ビル名・フロア階数まで記入願います)
    • 通称/ブランド名
      • (日本語)
      • (英語)
    • 通称/ブランド名
      • (日本語)
      • (英語)
    • 旧社名
      • (日本語)
      • (英語)
    • 現社名変更年月日
    • 現住所(ビル名・フロア階数まで記入願います) #=> 算用数字は全角で入力した
    • 旧住所
    • 現住所への移転日
    • TEL(代表) #=> 自分ちの固定電話を記入した(携帯番号は入力できない)
    • FAX(代表) #=> 自分ちの固定電話を記入した
    • 代表者氏名
      • (英語表記) Taro Yamada的な記入をした
    • 代表者役職名
    • 業種
      • 製造業 | 卸売業 | 小売業 | サービス業 | その他 #=> サービス業を選択
      • 営業品目 #=> 「ソフトウェア」と記入した
    • 輸出
      • 有 | 無 #=> 海外でも配信されるけど多分そういう意味ではないので、無を選択した
    • 輸入
      • 有 | 無
    • 従業員数 #=> 自分一人だけの会社だけど自分は従業員ではないので0を記入した
    • 従業員数(当該事業所)
    • 親会社(50%超の支配権(議決権、所有権)を保有する法人)の有無
      • 有 | 無 #=> 無を選択した
  • 親会社情報
    • 親会社名(日本語)
    • 親会社住所 (ビル名・フロア階数まで記入願います)
  • 申請者
    • 貴社名 #=> 勝手に補完されてた
    • 住所 #=> 勝手に補完されてた
    • 部署名/役職名 #=> 「社長」と記入した(代表社員と書くべきだったと思う)
    • 氏名
    • TEL #=> 勝手に補完されてた
    • e-mail #=> gmailのアドレスを記入した
    • ご利用目的
      • Ariba Supplier Network
      • RosettaNet | 取引先からの要望 | 取引先名 | データ整備のため | その他の目的 #=> その他の目的を選択した上でテキスト欄に「Apple Developer Programに法人として参加する」と記入した
  • オプション
    • D-U-N-S® Number 証明書発行希望(\7,560)
      • する/しない #=> しない
    • D-U-N-S® Number エクスプレスサービス希望(\10,800)
      • する/しない #=> しない

入力中に迷ったところは

  • 「住所」の算用数字は全角で入力した。
  • 「業種」はサービス業を選択し、「営業品目」に「ソフトウェア」と記入した
  • 「部署名/役職名」は「社長」と入力した。今考えてみると「代表社員」と書くべきだったような気がする
  • 「従業員数」は、自分一人だけの会社だけど自分は従業員ではないので「0」を記入した。
  • FAXが必須とか今時無理なんではないだろうか。とりあえず電話番号。
  • 「輸出」は、アプリが海外でも配信されるけど多分そういう意味ではないので、「無」を選択した
  • 「TEL(代表)」は、携帯電話番号は入力文字数制限に引っかかってしまい入力できない。ただし、あとで聞いてみると携帯電話番号での登録も可能とのこと。システムなんとかして欲しい


一通り入力し、一番下の「確認」ボタンを押す

と、入力にエラーがあったせいか確認画面ではなくログインページに飛ばされた!全て入力し直しになってしまった。

気を取り直して全部入力し直し、内容を確認して「登録」ボタンを押す(修正する場合はブラウザの戻るボタン)。

「請求書の印刷はこちらから」ボタンを押す。

「DUNS Number申請を受け付けました」という件名のメールが届いた。
振込先情報と登記簿謄本の送り先FAX番号が記されていたので、その日のうちに振り込みとFAX送信をしておいた。

これで三日待てばDUNS Numberが取得できているはずだった。

ところが、三日目の夕方6時ごろに入力の不備があるとのメールが来ていた。そんなバカな。
不備のあった項目の追加の情報をメールで伝えておいた。

「Fw: [Duns Number Search] DUNS登録申請」という件名のメールが届いた。添付されたPDFに、代行業務の本質的な部分であるDUNS Numberや英語での会社名、住所が記載されている。

一部抜粋

尚、アップル社が確認している先へ今回ご案内した内容が
反映されるまでに必要な日数及び実際に反映されたかどうかにつきましては
直接アップル社へお尋ね頂きますことご了承下さいますようお願い申し上げます。

四日で法人アカウント作れると思ったんだが、そうではないようだ。

カタカナで検索してみると、弊社「合同会社○○」は出て来ないが「株式会社○○」などは出て来る。
入力ミスかいなと思って以下の内容のメールを送ってみた。

D-U-N-S(R)Numberは分かりましたが、
D-U-N-S Number検索 https://duns-number-jp.dnb.com/search/jpn/find_jpn.asp
で検索しても出てきません。
また、dun&bradstreetでの検索
http://www.dnb.com/duns-number/lookup.html
で検索しても出てきません。

Apple社へのデータ反映に時間がかかるのは仕方ないとは思うのですが、
上記二つで検索できるようになるためにも日数がかかるものなのでしょうか?

返事には、法人格を抜いて検索してほしいこと、自社サイト以外での検索に関しては何も情報を持ち合わせていないことが書かれていた。「いやいや、法人格は抜いて検索しとるがな」とツッコミを入れつつ、試しに漢字で検索すると確かに出て来る。検索方法がまずかったようだ。ただし、カタカナでの検索はやはりダメで、これは謎だがAppleの法人アカウントには関係ないことなので目をつぶることにした。

Apple Developer Programへの法人としての登録

そもそもの目的のApple Developer Programへの法人としての登録に進む。

  • Apple Developer Program - Apple Developerのページの「Enrolle」ボタンをクリック。
  • 説明を読んで「Start Your Enrollment」をクリックする
  • 「Entity Type」で「Company / Organization」を選んで、「Continue」をクリックする
  • Legal Entity Name: PDFに書かれていたもの
  • D-U-N-S Number: PDFに書かれていたもの
  • Website: PDFには書かれていないが、申し込み時に書いたもの
  • Headquarters Phone:
  • Your Work Email:

ただ、ここで下記のエラーが出てしまいgmailのアドレスが使えない。ヤフーメールもダメ。

Enter a valid email address that uses your organization’s domain name.

仕方ないので、t.vodafone.ne.jpのアドレスを入れてみると、これはおk!

しかし、なぜかD-U-N-S NumberもLegal Entity Nameもあってるはずなのに

The information you entered did not match your D&B profile. Before submitting your information, look up your D&B profile.

というエラーが出てしまいSubmitボタンを押しても次に進めない。うーん、やっぱり日数がかかるのかなぁ。

次の日にもう一度やってみてもダメ。二日後も三日後もダメ。一週間経ってもダメ。これはさすがに何かの手違いだろと苛立ちを覚え始めた。

9日目に「これでダメだったらメールで問い合わせよう」と思って試してみたら出来た!

D&Bのサイトで検索しても未だに出て来ないのは謎だけど、Appleの確認画面では東京商工リサーチから来たメールに添付されている通りの住所などが表示されていたので、

This is the correct headquarters address for my organization.

というチェックボックスにチェックを入れてSubmitボタンを押した。

すると、なんということでしょう。

Your enrollment is being processed.
Enrollment ID: 8RTLTHFX7P
Once we verify your authority to sign legal agreements, we'll email you with instructions on how to complete your enrollment. In the meantime, sign in to your account to track your enrollment status.

「法的な契約をするあなたの権限を私たちが検証出来たら、メールでこの続きのやり方を教えるよ」とのこと。権限はどうやって確認するんだろうか。

Appleの法人審査

電話がかかって来ても自分は出れないだろうから母親には、Appleから「こういう内容であなたの会社の人が申請を行ったんだが待ちがないか?」という電話が来るかもしれないから「それで間違いない」と答えておいてもらうように頼んでおいた。

数時間後に自宅の方にAppleから電話があったと母親から連絡が来た。Appleめちゃ速い。本人が出てくれないとダメらしい。まあ考えてみればそりゃそうか。電話番号の存在だけでなく、法人の代表社員に繋がり本人がOKと言わなければ勝手に法人アカウント作ってはダメだろう。この日は、あいにく、会社員としての勤務時間のため電話には出られなかった。しかも金曜日だったので、週明けかなと思いドキドキしながら寝た。

母親曰く、連絡を取るのは9時から5時の間とのこと、ダメ元に日曜に電話してみたが、予想通り録音されたメッセージで営業時間外であることが告げられて繋がらなかった。

月曜日の朝9:10に自分から電話してみた。氏名とAppleアカウントを使えると「これで審査は終わりです」とのこと。これで一安心。

なぜか電話を切った直後に、もう一度Appleの別の人から電話があり同じプロセスを辿ったが、これが俗にいう連絡に行き違いというものだろう。

法人の代表者と申請者が同じ場合は、本人が電話に出るだけで審査は完了らしい。

電話で教えらてもらった今後の流れのポイントは、

  • 英文のメールが来る
  • Programの購入は、Safariで行うことをオススメ
  • Wで始まる注文番号のメールが届く
  • 注文成立のメールから24時間以内に法人アカウントが利用可能になる

はやる気持ちで、メールが来るのを待たずにDeveloperサイトにログインして見たら、すでにProgmramの購入ができた。しばらくすると、「Welcome to the Apple Developer Program」というメールが来ていた。数時間後にApple Developerのサイトを見てみると、アカウントの下に法人名が表示されていたので、これで完了と一安心!

まとめ

  • 東京商工リサーチに頼んでも別に速くないし、そこそこ面倒臭い
  • Appleの法人の審査は単なる本人確認でしかない

あとがき

あとは、銀行の法人口座を作って、アプリの売り上げが振り込まれるようにしたい。


20年を経て二日後の筋肉痛になる散策



大型連休に実家に帰省して、本棚を見てみるとこの本があった。

日帰りウォーキング 名古屋・東海 (大人の遠足BOOK)

日帰りウォーキング 名古屋・東海 (大人の遠足BOOK)

大人になって自分であちこち出かけるようになったのは東京に住み始めてからなので、たまには実家の周りを散策するのも良いだろうと思い、パラパラとページをめくってみる。
面白そうなところがまとめられているが、瑞浪という地名を見て、20年ぐらい前の子供の頃に何回かスケートに行ったことを思い出した。地名はよく知っているのに、どんな所なのかは全然知らなかった。

見所も自分の興味を引くものがあったので、瑞浪に行ってみることにした。

瑞浪駅

瑞浪駅に着いた。
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残念ながら今日は祝日で、散策コースのスタート地点までのバスは運休なので、タクシーに乗った。タクシーは町並みを離れ、どんどん山を登って行く。タクシーの運転手さん曰く、新緑の今が一番いい季節なんだそう。

散策コースのスタート地点

駅からここまでタクシー3570円。これは痛いなと思ったが後の祭り。この分楽しもう。

この散策コースは中山道だ。
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大黒屋〜

ウォーキングマップありますと書いてあるけど、誰もいないし諦めて先に進もう。
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公民館も大きくて立派だ。
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理容室も趣がある。
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古民家カフェが流行るように、古民家バーバーだってそのうち流行るかもしれない。

何も知らなければだだの道に見えてしまうけど、歩行者用の標識があってやはりここは歴史のある街道なんだと分かる。
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道が分岐して一瞬どっちに行けばいいか分からなくなる。
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「YZってなんだろう。紛らわしいな」と思ったけど、よくみると看板にうっすらと矢印が書かれている。よかった

なんらかの塔
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とても目立つ

サーキット東コース入口が見えて来た。
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この辺りからエンジンの爆音とタイヤがアスファルトを切りつける音が聞こえ始める。

一里塚

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デカい。一里塚ってあんまり見たことないけど、こういうものなのか。

突然の売り物件でびっくりした。
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こんな周りに何もなさそうなところの一画が売れるのかなと思った

別荘のような小洒落た家もあったり他の売地があったりして、納得が行った。
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弁財天池

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静かな池。誰もいないこの風景に。この横に休憩所がありお茶を飲んで休憩した。

しばらく行くと突然、巨大な建造物が姿を現した。
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ここだけ周りの風景に溶け込まない異様な雰囲気が感じられた。入口の看板には養鶏場らしきことが書かれていた気がする。

天神辻の地蔵

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どこが辻なのかは全く分からなかった。

一つ屋茶屋跡

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標識がなければ何があったのか全く分からない。

警察犬訓練所

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なんか施設があるなーと思って近づいて行くと犬がワンワン吠え始める。犬怖いと思ったら警察犬訓練所だ。犬ちゃんと訓練されていて素晴らしい。

警察犬訓練所向かいの施設
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Openと看板が出ているが、戸が全部しまっているし、全くもって営業している気配がない。

開けた土地が見えて来た。
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今まで分岐は何回かあったけど、初めて他の道路が交わった気がする。
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農作業をしていたおじさんが声をかけてくれて、後150mで峠だよと教えてくれた。

道端の岩がデカい。この時はこれでデカイと思ってた。
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石畳

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山の奥深くに作られたにしては立派過ぎる石畳。
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水の流れも石でしっかり作ってある。一体どれだけの労力をかけてこれを作り上げたんだろうか。

前方に新たな一里塚が見えて来た。これも大きい。
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険しい道にも石畳が作られていて感動した。

琵琶峠の手前で見晴らしヶ丘の方に逸れてみたが、木が生い茂ってしまっていて眺望はなかった。残念。
ちなみに、この散策で見晴らし○○という場所に何回か出くわしたけど、どこも一切見晴らしは良くない。

下り側は石の敷き詰め方が違っていて、上面の平坦を保つように敷かれている。見事。
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苔むした石畳と木漏れ日の暖かい休憩所
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琵琶峠の東上り口に到着して石畳はおしまい。
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見事な道だった。ここまですごいとは思わなかった。


二つ岩

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道の傍に、さっきでかいと思った岩よりさらにデッカい石があってすごいんだけど、純粋に大きさだけならこの手前にもっと大きい壁のような岩があった。

高札場跡

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今で言う掲示板。これが江戸時代から残ったままならよくここまで良い状態で保存できたなぁと思う。

山車蔵

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デカいすなー。

神明神社の大杉

杉がめちゃめちゃ太い。
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思わず「ふとっ!」って声を出してしまった。樹齢1300年だそうだ。何とかこの太さが伝わるように写真の構図を色々試してみたが、どうしてもこのインパクトを一枚の写真に収め切れない。この杉でさえこんなに感動するのだから、いつかは屋久杉を見に行って見たいものだ。
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大湫宿脇本陣

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大名や公卿が泊まるところ。見事な門構えと広々とした贅沢な空間の使い方だ。

少し行ったところの机と椅子のある休憩所。ここでしばしおやつを食べてのんびりとしよう。
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さて、ここから中山道で一路山を下って行く。川沿いの道路をどんどん降りて行くと途中でヘアピンカーブがあり、小さな滝が見れた。
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足は疲れが出始めているが、こういうう景色が楽しめるのは歩きならでは。

さらに下りて行くと、分かれ道がある。
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竜吟湖への入り口だ。予定していたコースと違うけど、まだ時間も早いのでこちらも見ていこう。

しばらくはアスファルトで舗装された狭い車道を進むことになる。自動車とすれ違うときは、お互いに気を使うぐらい狭い。

こもれびの小径が竜吟湖へつながる道と見当をつけて入って行った。
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こもれびの小径は気持ちのいい道だが程なくして終わってしまった。
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つながっている道は妙に人工的な遊歩道だ。地図で確認すると登り方向が竜吟湖への道だと分かった。

しばらくするとトイレがあったので用を足しておいた。

トイレから少し行くと湖面が見えて来た。
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風景が綺麗だ。サーキットの轟音が湖の向こうから響く。

階段の上にある展望台のような所から湖を見てみよう。
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この岩もかなりの大きさだ。

中洲にテントを張ってあるのが見える。
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気持ち良さそうだ。

展望台にある岩が地面に埋まってなくてグラグラしそう。
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ここにずっと乗っかってるのが不思議なぐらい安定感が感じられない。

先ほどの妙に人工的な遊歩道まで戻り、下って行くことにした。

川のせせらぎのそばを歩くのは気持ちいい。

舗装はなくなり、山道になった。
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滝がある所ではこのような標識がある。
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しばらく行くとかっこいい橋が見えて来た。橋からは川の流れがよく見えて楽しそうだ。
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橋を分かってみると、床がたわんで少し怖い。
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橋からの眺めはやはり素晴らしい。
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橋を渡った後は急に舗装や手すりが綺麗に作られている。
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しばらく行くと観光案内のロッジに着いた。
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ここではなんとボルダリングまで出来てしまう。
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ボルダリングやりたいんだけど、もう足は疲労が結構来てるので次回の楽しみに取っておくことにした。

管内の展示で、一際目を引くのが流木で作られた竜。
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雰囲気出てる。

蜂の巣もデッカい!
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このロッジから川に降りたところに今まで見たのより大きな滝がある。
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滝の下まで行くと涼しくて気持ちがよかった。

駐車場に向かう道でポケモンを思い起こさせる球体がある。
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遺跡を発見したような気分になる。

ここからは見通しの良い道になった。のどかだなぁ。
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中央道の下をくぐる。
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駐車場には玉に乗った竜がいる。かっこいいなぁ。
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釜戸駅

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釜戸駅に着いて、この散歩はおしまい。

あとがき

20年前ぐらいにスケートリンクに行った瑞浪。スケートしすぎて次の日の体育では脚が筋肉痛で動けなかったっけ。そのスケートリンクはなくなってしまったみたいだけど、再び脚が筋肉痛になるぐらい歩き、当時と変わらず楽しく時を過ごさせてくれた瑞浪。次はサーキットや化石博物館にも行って見たいと思った。